_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.28 _/_/_/_/_/_/_/_/

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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.10.14 _/_/_/


■前回

 他人に依存せず
 他人や環境のせいにせず
 すべてを自分の責任であると捉えることの大切さ

 についてご説明しました。



■このような自己責任の考え方は
 一見すると、苦難の道のように思えます。


 何か失敗したときに
 それを他人や環境のせいにすれば
 自分の欠点を認めなくていいので
 ある意味では楽な道であるといえます。


 それなのに
 他人や環境のせいで失敗したときでさえも
 それを自らの責任として受け止めるのですから
 決して楽な道ではないでしょう。


 しかし、他人や環境のせいにしていては
 いつまでたっても問題は解決しません。


 問題の根本が何も変わっていない以上
 同じ失敗を繰り返します。



■前にも述べましたが
 楽と幸せは異なります。


 楽で安易な道を選んでいては
 幸福に生きることはできません。


 幸せに生きるためには
 努力が必要なのです。



■とは言え
 単に、全てを自分の責任だと
 受け止めてしまうだけでは、

 プレッシャーばかりが強くなって
 精神的な負担が大きくなってしまいます。


 それでは、自己責任ではなく
 自己犠牲になってしまいます。


 自己犠牲の精神では
 自分自身が幸せになれないため
 どこかで無理が生じます。


 人は、よほどの聖人で無い限り
 まず自分自身が幸せでなければ
 周囲を幸せにすることは困難です。


 そのため、自己犠牲ではない
 自己責任の考えを持つ必要があります。



■自己犠牲ではない
 自己責任の考えを確立するためには

 何事もチャンスである

 という機会思考、プラス受信の考え方が大切です。


 つまり、何らかの問題が生じたり
 辛く悲しい目に遭ったりしたときも、

 それは自分を成長させるためのチャンスだ
 と捉える考え方です。


 そのように考えると
 全てを自分の責任として捉えることが
 むしろ自然になります。


 どんな問題が生じても
 自分を成長させるチャンスだと捉えれば
 その問題を解決するために自分に何かできないか
 と積極的に考えるようになるからです。


 次回に続きます。