_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.25 _/_/_/_/_/_/_/_/

_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.09.23 _/_/_/


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心を豊かにするためのヒント
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■引き続き、
 「謙虚であることの大切さ」
 についてです。


 謙虚さとは、正しい自信に基づくものであり
 謙虚であることで常に学び続けることができます。


 と同時に、謙虚さの根底にあるのは

 【生かされているという自覚に基づく感謝の心】

 です。



■世の中には、
 不慮の事故や病気、戦争や飢餓のために
 生きたくても生きられなかった方が大勢いらっしゃいます。


 平和な日本にいると、つい忘れがちですが
 地球上で起きている様々な事象や歴史に思いを馳せれば

 平和に生きていられる、ということ自体が
 極めて確率の低い恵まれたことに気付きます。


 また、一度でも重い病を患った方は
 生きている、ということ自体が奇跡的であり
 何か大きな力によって生かされているのではないか
 という実感を味わうといいます。


 或いは、
 誰かの一言で救われたり
 陽の光や爽やかな風に心が洗われたり
 大自然雄大な営みを目の当たりにしたり

 様々なきっかけによって
 この地球上で自分が生きている意味は何なのか
 何かの意図があって生かされているのではないか
 ということを考えた方もいらっしゃるでしょう。



■自分は生かされているのではなく
 自分の意志で生きているのだ

 と思う方もいらっしゃるかも知れません。


 勿論、生きていくうえで
 自分の意志は極めて重要です。


 しかし何故自分が
 今ここに生きているのか、を考えれば

 それは単に自分の意志だけでなく
 意志だけではどうにもならない何かを
 感じないわけにはいきません。



■この何かとは
 宗教の世界では神なのでしょうし
 或いは単なる偶然の産物なのかも知れません。


 ここでは、それが神なのか偶然なのかを
 議論することはしません。


 議論して答の出る問題ではないですし
 答を出すことよりも自分自身がどう考えるか
 の方が遥かに重要だからです。


 しかし、いずれにしても
 生きているということ自体が
 極めて確率の低い奇跡的なことである
 というのは紛れも無い事実です。


 そしてその事実を素直に認めれば
 謙虚に感謝する気持ちが否応なく沸いてきます。



■何故自分は生きているのか

 何故無限にある可能性のなかで
 自分が選ばれ生まれてきたのか

 何故ある人の生命は途中で断たれ
 自分は生き残っているのか


 そうしたことに思いを馳せれば
 今生きていられること、生かされていること
 に途方も無い感謝の念が沸き

 全てが感謝の対象になり、謙虚な気持ちで
 生きることができるようになります。



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心を豊かにするビジネス
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■今回は

 コミュニケーション心理学研究所
 http://www.keikotakahara.com/

 をご紹介します。



■同社は
 『ストレスをパワーに変えるセルフコーチング』
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408322997/
 を執筆され
 2万人以上のビジネスマンに研修を行なってきた

 【高原恵子さん】

 が設立された会社です。


 同社では
 組織のメンタルヘルス向上や
 組織活性化のスキル向上のための
 研修やコンサルテーションを手掛けられています。



■最近
 メンタルヘルスが着目されています。


 特に企業で働く人たちにとって
 仕事量や残業時間は増える一方であり
 プレッシャーから心身に変調をきたす人も
 少なくありません。


 企業は、人を幸せにするために存在するのであり
 人を幸せにできないのであれば
 企業は存在する価値はありません。


 それなのに
 企業活動のために人が不幸になるのは
 本当に愚かしいことです。



■人が、自分自身が幸せであってこそ
 他人を幸せにすることができるのと同じように、 

 企業で働く人自身が幸せでなければ
 世の中に価値を生み出すことが難しくなり
 企業の収益性も落ちてしまいます。
 

 企業は、お客様にとっての価値を産み出すことが
 最も重要ですが、その前提として、

 働く人たちが幸せでなければ
 本当にお客様にとって価値あるものを
 産み出すことはできません。


 その意味で、企業にとって
 社員のメンタルヘルスは極めて重要な問題です。



■現実に、目の前の問題として
 心を病んでいる企業人が多く存在します。 


 特に鬱の状態になっている人に対しては
 適切な対処と治療が必要になります。


 頑張れ、と声をかけることが逆効果になることもあるので
 十分な注意が必要です。


 鬱については大きな社会問題になっているにも関わらず
 その適切な対処法は、十分に周知されているとはいえません。

 高原さんは、企業向けの研修によって
 社員が鬱となってしまった場合の適切な対応方法などを
 ご説明されています。



■鬱は、よく言われるように心の風邪であり
 適切な治療をすれば治ります。


 特に管理職の方々に知識を伝授し
 部下が発するサインを見つけることができれば
 軽度のうちに対処することが可能になります。


 高原さんの研修では、

 どうやって部下のサインを見つけるか

 どうやって相手を傷つけることなく
 診療を受けることを勧めるか

 といった実践的な内容も含まれており
 単に知識としてではなく、
 実際の問題に対処するノウハウが身に付きます。


 専門的な対処はできなくても
 「まず相手の話を聞く」などの
 キーワードを覚えておいてもらうことで
 適切な対処が可能となるのです。



■高原さんは、こうした企業研修のほかに

 コーチングや出張カウンセリング、
 メンタルヘルス向上のためのコンサルテーション
 なども手掛けられています。


 人の心を真正面から扱う仕事は
 大変厳しく、安易な気持ちでできるものではありません。


 高原さんの活動の根底にあるのは
 人を健康にする仕事をしたい
 という真摯な想いです。


 現実にメンタル面で苦しむ人たちを救っていらっしゃる
 高原さんのようなお仕事は、大変素晴らしいと思います。



■高原さんの書かれた
 『ストレスをパワーに変えるセルフコーチング』
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408322997/
 は、

 ストレスの要因や対処法について解説してあるだけでなく
 ストレスの根本である、生き方や人生の目的についても
 ワークシートを用いて考えさせられる内容となっており、
 大変分かり易く実用的な良著です。

 是非ご一読ください。