_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.24 _/_/_/_/_/_/_/_/

_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.09.16 _/_/_/


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心を豊かにするためのヒント
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■ここ数回に渡って
 謙虚であることの大切さについて
 ご説明しています。


 謙虚さとは、
 常に学び続ける姿勢です。


 全ての人や出来事から謙虚に学ぶことで
 常に人として成長し続けることができます。



■常に学び続けるという姿勢を持てば
 今日の自分は昨日の自分よりも成長しているので

 【今日が常に過去最高の自分】

 になります。


 そうすると

 【年齢を重ねるほどに
 人は成長し魅力を増していく】

 ということになります。



■日本では
 若いことが良いことであるかのような
 大変未熟な考え方が広まっています。


 しかし、これほど若さが重宝されるのは
 日本くらいのものです。


 年長者ほど魅力的で活き活きと輝き、
 若者が早く大人になりたいと
 未来に希望を持てる社会の方が、
 より健全ではないかと思います。



■もう何歳になってしまったから
 という発言をよく耳にしますが、

 そのような考え方では
 年齢を重ねるごとに悪い方に向かう
 ということになってしまいます。


 それは、世界は常に創造的であり
 より良い方向に向かっている
 という宇宙の根本ルールにも反するものです。


 人は、学ぶ意欲さえ持っていれば
 いくらでも無限に成長できます。


 歳を重ねるということは
 それだけ多くのことを学んでいるのですから
 人としての魅力が増しているはずなのです。


 昨日よりも今日、今日よりも明日が
 より人として成長し魅力的になる
 という考え方の方が、遥かに素敵ではないかと思います。



■ここでいう成長とは
 他者と比較して他者よりも上に行こう
 というものではありません。


 他者と比較するのではなく
 自分の人間性を高め、より深みを増していく
 ことを意味します。


 そしてその結果、
 世の中をより良くしていくために貢献できることが
 増えていくことを意味します。


 成長というと、
 成長至上主義の企業や
 自己啓発マニアの人のような
 ガツガツしたイメージを持たれる方も
 いらっしゃるかも知れませんが、

 ここでいう成長は
 あくまでも人間性を高めるということなのです。


 そうした意味での成長であれば
 人は死ぬまで成長し続けることができ
 魅力を増し続けることができるはずです。



■そのように、歳を重ねるごとに成長するためにも
 謙虚に学び続ける姿勢が大切です。


 人は、成功体験があると
 それにしがみつき、他の考え方を受け容れにくくなります。


 或いは、自分が常に正しいという
 誤った思い込みを持っていると

 周囲の人は何も教えようとしなくなり
 学びの機会も減少してしまいます。



■高い志と信念を持つことは極めて大切ですが
 他の意見を受け容れないほど頑固になってしまっては

 自分自身の成長の機会を失い
 志の実現から遠ざかってしまいます。


 謙虚で柔軟な心と
 ぶれない信念とは
 決して矛盾するものではありません。


 志を実現させるためにこそ
 謙虚な姿勢で何事からも学び
 かつ自分の軸はぶらさずに信念を守ることが
 大切なのです。



 次回に続きます。



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心を豊かにするビジネス
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■今回は、

 読書のすすめ
 http://dokusume.com/modules/store/

 をご紹介します。


 同社は

 【清水克衛さん】

 が店長を務められる
 東京都江戸川区にある実際の書店です。



■先日、私も訪問させて頂いたのですが
 一般の書店とは品揃えも雰囲気も全く異なる
 大変独特かつ温かみのある空間です。


 読書のすすめには
 噂を聞いた本好きの人たちが
 日本全国から集まってきます。


 スリムドカン
 『ツイてる!』などの著書で有名な
 斎藤一人さんも

 読書のすすめに偶然立ち寄られ
 その雰囲気に魅了され
 今では店の常連になっているそうです。



■店に入ってまず驚くのは
 平積みされてある一冊一冊の本に
 通路を遮るようにダンボールの切れ端が挟んであり
 その切れ端に、手書きで心惹かれるメッセージが
 書かれていることです。


 通路を遮るようにダンボール紙が飛び出しているので
 正直歩きにくいのですが
 しかし個々のメッセージに力が溢れているので
 ついその本を読んでみたくなります。


 また、読書のすすめには
 いわゆるベストセラー本は
 あまり置いていません。


 ベストセラーの中には
 軽薄であるがゆえに売れているもの
 があるのも事実です。


 しかしそのような薄っぺらな本からは
 生きるうえで大切なことを学ぶことは
 難しいと言えます。



■そもそも
 売れ筋の本を置いておくだけでは
 本屋としての存在意義を
 十分に果たしているとは言えません。

 ベストセラーを買うだけなら
 アマゾンなどのインターネット書店
 事足りるからです。


 清水さんは
 世の中で今後大切になるであろう価値観
 について自ら仮説を立て

 その仮説を実証し、或いは気付くための本を
 ストーリーをもって配置しています。


 単に、清水さんが好きな本だけを
 紹介しているわけではなく

 あくまでも仮説を立てて
 それを世の中に問うているのです。



■ちなみに、今のキーワードは

 【江戸回帰】

 だそうです。


 江戸時代の日本人は
 「粋」や「人情」を大切にし
 互いの信頼や感謝をベースに
 社会が成り立っていました。


 商売においても
 お客様を欺くようなことをすれば
 瞬く間に噂が広まってしまうため
 自然と規律が働いていました。


 そして現代社会では
 インターネットの普及により
 同じことが起きています。


 信義に反することをすれば淘汰され
 本当に良いものだけが生き残る世の中に
 なってきています。


 これは
 私のメールマガジンの主題である

 心の豊かさ
 何事にも感謝する心
 与えることの大切さ

 に通じるもので、大変共感しています。


 清水さんに薦めて頂いた
 『江戸宇宙』
 http://dokusume.com/modules/store/index.php?main_page=product_info&products_id=1667
 も大変勉強になります。



■また清水さんは

 【読書普及協会】
 http://www.yomou.com/
 というNPO法人も運営していらっしゃいます。


 同法人は、

 読書の普及活動を通じて
 人間の真の豊かさを実現し
 人と人の触れ合う大切さを認識する

 ことを理念としています



■具体的には、
 読書の大切さ・楽しさを普及・啓蒙するために
 
 子どもたちの心を育てる
 本の読み聞かせ(朗読)活動

 高齢者や身体の不自由な方のための
 本の読み聞かせ(朗読)・
 音読テープや点字本の作成活動

 非木材紙や大豆インク等の普及を通して
 環境に配慮した出版・印刷を推進する活動

 その他読書を普及・啓蒙するための
 講演会の開催や機関誌等の出版活動

 を手掛けられています。


 これらの活動を通じて
 人と人とが触れ合う大切さを再認識するとともに

 お互い尊重し学び合い
 成長し合えるような環境を整備し、

 社会教育の推進や未来を担う
 子どもたちの健全育成を図り

 心豊かな社会の実現に寄与する

 ことを目的とされています。


 読書普及協会によって
 志のある人たちが繋がることで
 より良質な縁が生まれ
 世の中がより良くなっていくと思います。


 志ある方ならどなたでも入会できます。
 是非入会をお薦めします。
 http://www.yomou.com/