_/_/_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.12 _/_/_/_/_/_/_/_/

_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.06.24 _/_/_/


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心を豊かにするためのヒント
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■前回

 悪いことにさえ感謝すれば
 「悪いこと」は
 もはや自分にとって
 マイナスのものではなくなり
 すべてをプラスに捉えることができる

 という点についてご説明し
 今回その続きについて書く予定でした。



■ですが、先日見に行った

 【グレゴリー・コルベールAshes and Snow

 が素晴らしかったので、
 今回はコルベール展について
 書きたいと思います。


 コルベール展の開催は残念ながら今日までです。
 もし間に合えば是非。

 見逃してしまった方は、是非サイトをご覧ください。
 http://www.ashesandsnow.org/jp/en/index.php
 http://www.veritacafe.com/event/070307/



■写真を見て頂ければお分かりにように
 人と、一般的には猛獣として恐れられる
 象や豹、鯨や鷹などの動物とが
 完全に一体となって
 自然な状態で寄り添っています。


 人も、動物を全く恐れず、
 動物も、人を自然な存在として
 受け容れているのです。


 人が自然を支配する現代社会とは
 全く異なる
 人が自然に溶け込んだ世界がありました。



■猛獣とされる動物も
 生きていくうえで最低限必要な餌を得るために
 他の動物を襲うことはありますが、

 危害を加えられる恐れがなければ
 獰猛になることはありません。


 生きていくために必要な限度を超えて
 富や名誉などの自己満足のために
 他者を傷付けることがあるのは、
 人間くらいのものです。


 しかし人間も
 本来は大自然の一部のはずです。


 醜い感情を持たなければ
 自然の中で、動物たちと一体化できるのだと
 思います。



■特に印象的だったのは
 写真や映像に出てくる人たちの
 顔つきでした。


 彼ら、彼女らは
 文明社会の影響を受けていないためか
 或いは何か大いなる力に守られているのか

 怒りや憎しみなどの感情とは無縁であるような
 顔をしていました。


 【人は、本来的には
 怒りや憎しみなどの醜い感情は
 持ち合わせていないのではないか】

 とさえ思いました。



■私たち一般人が
 そのような境地に再び戻ることは
 難しいかも知れません。


 しかしだからといって

 これらの写真や映像にある人々は
 自分たちとは無縁の世界だ

 と切り捨ててしまう必要はないと思います。


 【人間の本質は
 本来自然のままでいるなら
 かくも純粋で汚れの無いものである】

 という思想を持つことは
 大いなる自信に繋がるのでは
 と思います。



■勿論、人間の本質は
 奇麗な部分だけではないでしょう。


 現実の社会では
 本当に多くの、醜い事件が多発しています。


 理想論だけを語っていても
 現実の社会で物事を動かすことはできません。



■しかし、
 人の醜さに殊更に焦点を当てる必要は
 無いのではと思います。


 多くの文学作品において
 人の醜さが必要以上に強調され、

 またメディアから流れる情報は
 目を覆いたくなるものばかりです。


 人は所詮醜い生き物なのだから
 格好つけても仕方ない
 無理をしてキレイに生きる必要なんて無い
 というような考えを持ってしまっては、

 幸せに生きるチャンスを
 自ら遠ざけてしまうことになります。



■人の本質は醜いという事実を
 証明しようと思えば証明できるのでしょう。


 しかしそのこと自体は、
 実は本質的な問題ではありません。


 人が本来的に純粋か汚れているか
 という事実が問題なのではなく

 人は本来純粋なものである
 という信念を持つことができるか

 が問題なのです。



■繰り返しますが
 全ては心のあり方次第です。


 人は本来純粋であり
 優しさや思いやりの心があり
 人はいくらでも幸せになれる

 と思うことが大切なのです。


 そのように考えることで

 「人としてより成長しよう」
 「より幸せに生きよう」

 と考えることができ、

 その考えが、日々の生活に反映され
 実際に充実した幸せな人生を送ることが
 できるようになるのです。


 人間の素晴らしさに
 焦点を当てるようにしましょう。

 コルベール展、お薦めです。
 (ご案内が遅くなって申し訳ありません。)



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心を豊かにするビジネス
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■今回は
 心を豊かにするビジネスの具体例として

 株式会社だーな
 http://www.da-na.jp/

 をご紹介します。


 ※「だーな」とは
 サンスクリット語で「与える人」という意味だそうです。



■同社は、
 「貯徳時代を担う人物づくり」
 を目的として

 『貯徳時代』
 という雑誌をe-マガジン形態で発刊されています。


 お金を貯めることを貯金と言いますが

 「徳を貯める」

 という貯徳の考え方を
 広めようとされています。


 徳を貯めるとは
 すなわち「与える」ことです。

 「与える」ことの重要性については
 このメールマガジンでも
 今後詳しく述べていきたいと思います。



■この「貯徳」という考え方は

 タマゴボーロなどで知られる
 竹田製菓株式会社の会長であると同時に
 100社を超える企業の大株主であり
 日本最大の個人投資家として有名な

 竹田和平さん

 が提唱されているものです。


 竹田さんの考えに感動した
 山本時嗣さんが

 貯徳の考えを世の中に広めようと
 株式会社だーなを立ち上げ

 その考えに共感した蒼々たる執筆陣が
 記事を書かれています。



■この『貯徳時代』の第2号が
 6/19に発刊されました。


 第2号では
 先月ご紹介した福島正伸さんと
 篭池哲哉さんとの対談も
 載っています。


 福島さんと篭池さんの対談だけでなく
 本当に素晴らしい記事が満載です。


 同誌は、広告を載せない方針をとり
 読者への直接課金という
 体系を取っていますが、

 第3号までは
 何と無料で提供されるとのことです。


 非常にクオリティの高い雑誌なので
 是非一度ご覧頂ければと思います。

 http://www.da-na.jp/



■同社のビジネスから学べることは
 数多いのですが、

 最大の特徴は

 「情報発信のコストが劇的に低下したことで
 純粋な想いを基盤とした新しいビジネスモデルが
 成立する余地が生まれてきた」

 ということではないかと思います。


 詳しくは別の機会にご説明するとして
 今回は第2号発刊ということで
 取り急ぎ告知のみさせて頂きました。



■追記

 だーなの山本時嗣さんのブログで、
 真善美メールマガジンをご紹介頂きました。
 http://happy-start.cocolog-nifty.com/dana/2007/06/post_74cb.html 
 時嗣さん、どうも有り難うございます!