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_/_/_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.7 _/_/_/_/_/_/_/_/
_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.05.20 _/_/_/
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心を豊かにするためのヒント
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■前号に引き続き
【すべては心のあり方次第】
というテーマについて述べたいと思います。
■よく取り上げられる例ですが
「失敗」について考えてみましょう。
一般的には
失敗は、悪いこと、避けるべきこと
と捉えられています。
失敗すれば、恥ずかしい思いをしますし
貴重なお金を失ったり
周囲に迷惑を掛けることもあります。
そうした失敗は
可能な限り避けたいと思うのが
自然な感情です。
■しかし、前号でも述べたように
失敗という事象は一つでも
それをどのように解釈するかは
その人の心のあり方次第で様々に異なります。
経験したことがある人も多いでしょうが
人は、失敗から多くを学ぶことができます。
書物やセミナーなどで、どれだけ学習しても
表層的な知識しか身に付きません。
失敗を恐れて、前例を踏襲しているだけでは
単なる作業者としての能力は高まるかも知れませんが
価値あるものを生み出す力は身に付きません。
それよりも、新しいことにチャレンジし
失敗して、失敗した原因を真剣に考えて
再度チャレンジすることを繰り返すことで
自分に何が欠けているのか
解決するために何を学ばなければならないのか
を心底理解することができます。
■そう考えると
失敗は極めて貴重で
有り難い経験であることが分かります。
もちろん、失敗によって迷惑を掛けた人々には
素直に謝り、また報いていく必要があります。
しかし、自分で諦めない限り
生きている限り、何度でも挑戦は可能です。
この再挑戦可能であるという事実自体、
私たちが本当に恵まれた環境にいることに
気付くはずです。
■このように、失敗に対する解釈次第で
後悔したり、恥ずかしがったり、人のせいにしたり
といった醜い感情を抱いて
不幸を感じることもあれば
感謝の想いとともに
幸福を感じることもできるのです。
失敗したという事実そのものではなく
その失敗をどのように解釈するか
という心のあり方の方が遥かに重要なのです。
次号に続きます。
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心を豊かにするビジネス
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■この項では
心を豊かにするビジネスについて
その成功要因や具体例を取り上げていきたいと
考えています。
■心を豊かにするビジネス
という概念自体、おそらく新しいものでしょうし、
以前にも述べたように、
豊かな心とビジネスとは相矛盾する
と考える方もいらっしゃるでしょう。
たしかに
純粋にビジネスとしての成功を目指すのであれば
心のあり方などにこだわらずに
純粋に利益を追求した方がいいのかも知れません。
ますます競争が激しくなるなかで
そんな悠長なことは言っていられない
と思われる方も多いことでしょう。
■しかし、難しいからこそ
敢えて取り組む価値があるのだと思っています。
人々が心を豊かにすることで
無駄な資源の浪費や無益な争いが減り
世の中がより良くなっていくはずです。
■世の中をより良くしようという試みは
ボランティアなど
寄付や善意に頼った形で
行われることが多いのが現状です。
しかし
そうした試みを
寄付や善意に頼り切るのではなく、
ビジネスの枠組みで捉え
継続的に収益を生み出せる仕組みを構築することで
世の中により大きなインパクトを与えることができる
と考えています。
■そうした仕組み構築においては
既存の経営マネジメントの手法も有効です。
経営マネジメント手法というと
Five ForceやSWOT、3Cなど
見た目は格好いいけども
頭でっかちのコンサルタントが
机上の空論で作り上げたもの
という印象をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。
そうした分析のための分析として
使われる例があるのも事実ですが、
しかし複雑な事象を整理し
本質を見抜くためには
そうした手法が有効な場合もあります。
■特に心を豊かにするビジネスでは
経営者の想いが強すぎるあまり
時間や資源を限界まで投入して
必要と思うことを全てやろうとする
例も見られます。
しかし、ビジネスは
ただがむしゃらにやれば
うまくいくというものではありません。
正しい方向性を持った上で
適切な量の努力をする必要があります。
そうした方向性を定める上で
既存の経営マネジメント手法が
有効に機能する場合があります。
それらについても
事例を踏まえてご紹介していきたい
と思います。