_/_/_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.7 _/_/_/_/_/_/_/_/

_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。

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心を豊かにするためのヒント
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■前号に引き続き

 【すべては心のあり方次第】

 というテーマについて述べたいと思います。



■よく取り上げられる例ですが
 「失敗」について考えてみましょう。

 一般的には
 失敗は、悪いこと、避けるべきこと
 と捉えられています。


 失敗すれば、恥ずかしい思いをしますし
 貴重なお金を失ったり
 周囲に迷惑を掛けることもあります。


 そうした失敗は
 可能な限り避けたいと思うのが
 自然な感情です。



■しかし、前号でも述べたように
 失敗という事象は一つでも
 それをどのように解釈するかは
 その人の心のあり方次第で様々に異なります。


 経験したことがある人も多いでしょうが
 人は、失敗から多くを学ぶことができます。


 書物やセミナーなどで、どれだけ学習しても
 表層的な知識しか身に付きません。

 失敗を恐れて、前例を踏襲しているだけでは
 単なる作業者としての能力は高まるかも知れませんが
 価値あるものを生み出す力は身に付きません。


 それよりも、新しいことにチャレンジし
 失敗して、失敗した原因を真剣に考えて
 再度チャレンジすることを繰り返すことで

 自分に何が欠けているのか
 解決するために何を学ばなければならないのか
 を心底理解することができます。



■そう考えると
 失敗は極めて貴重で
 有り難い経験であることが分かります。


 もちろん、失敗によって迷惑を掛けた人々には
 素直に謝り、また報いていく必要があります。

 しかし、自分で諦めない限り
 生きている限り、何度でも挑戦は可能です。


 この再挑戦可能であるという事実自体、
 私たちが本当に恵まれた環境にいることに
 気付くはずです。



■このように、失敗に対する解釈次第で
 後悔したり、恥ずかしがったり、人のせいにしたり
 といった醜い感情を抱いて
 不幸を感じることもあれば

 感謝の想いとともに
 幸福を感じることもできるのです。


 失敗したという事実そのものではなく
 その失敗をどのように解釈するか
 という心のあり方の方が遥かに重要なのです。


 次号に続きます。


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心を豊かにするビジネス
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■この項では
 心を豊かにするビジネスについて
 その成功要因や具体例を取り上げていきたいと
 考えています。



■心を豊かにするビジネス
 という概念自体、おそらく新しいものでしょうし、

 以前にも述べたように、
 豊かな心とビジネスとは相矛盾する
 と考える方もいらっしゃるでしょう。


 たしかに
 純粋にビジネスとしての成功を目指すのであれば
 心のあり方などにこだわらずに
 純粋に利益を追求した方がいいのかも知れません。


 ますます競争が激しくなるなかで
 そんな悠長なことは言っていられない
 と思われる方も多いことでしょう。



■しかし、難しいからこそ
 敢えて取り組む価値があるのだと思っています。

 人々が心を豊かにすることで
 無駄な資源の浪費や無益な争いが減り
 世の中がより良くなっていくはずです。



■世の中をより良くしようという試みは
 ボランティアなど
 寄付や善意に頼った形で
 行われることが多いのが現状です。


 しかし
 そうした試みを
 寄付や善意に頼り切るのではなく、

 ビジネスの枠組みで捉え
 継続的に収益を生み出せる仕組みを構築することで
 世の中により大きなインパクトを与えることができる

 と考えています。



■そうした仕組み構築においては
 既存の経営マネジメントの手法も有効です。


 経営マネジメント手法というと
 Five ForceやSWOT、3Cなど

 見た目は格好いいけども
 頭でっかちのコンサルタント
 机上の空論で作り上げたもの

 という印象をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。



 そうした分析のための分析として
 使われる例があるのも事実ですが、

 しかし複雑な事象を整理し
 本質を見抜くためには

 そうした手法が有効な場合もあります。



■特に心を豊かにするビジネスでは
 経営者の想いが強すぎるあまり

 時間や資源を限界まで投入して
 必要と思うことを全てやろうとする
 例も見られます。


 しかし、ビジネスは
 ただがむしゃらにやれば
 うまくいくというものではありません。

 正しい方向性を持った上で
 適切な量の努力をする必要があります。


 そうした方向性を定める上で
 既存の経営マネジメント手法が
 有効に機能する場合があります。



 それらについても
 事例を踏まえてご紹介していきたい
 と思います。