_/_/_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.8 _/_/_/_/_/_/_/_/

_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.05.27 _/_/_/


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心を豊かにするためのヒント
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■今週も

 【すべては心のあり方次第】

 というテーマについてです。



■前回は、

 身の回りに生じた事象そのものではなく

 その事象をどのように解釈するか
 という心のあり方の方が遥かに重要である

 という点について述べました。


 事象は一つであっても
 心のあり方次第でプラスにもマイナスにもなり
 その人にとって幸福にも不幸にもなります。



■たとえば
 ビジネスを手掛けられている経営者の方の中には

 「お金が無いから出来ない」

 「もっと十分な資金があればうまく行くのに」

 といったことを口にする方もいらっしゃいます。


■たしかに
 十分な資金があれば

 商品開発や設備投資、宣伝広告などに
 大量の資金を投入することができます。


 しかし、資金が無いのであれば
 無いなりにいくらでも方法はあります。



■資金が無ければ
 創意工夫をして
 独自の付加価値を高め

 商品やサービスの質で
 勝負せざるを得なくなります。


 むしろ
 資金があれば出来る
 というようなビジネスモデルであれば

 より資金力のある他社が参入してくれば
 簡単に負けてしまうことを意味します。



■つまり
 資金量に頼ったビジネスモデルは

 常に、より資金量のある他社から
 簡単にひっくり返されるリスクを
 抱えているということです。


 そうであるなら

 資金が無ければ
 そのデメリットを克服すべく
 創意工夫をできるのですから

 資金が無いのは
 むしろ好機であるとも言えるでしょう。



■お金が無い
 という事実に責任を転嫁して
 他人や環境のせいにして生きるか

 お金が無いことをチャンスと捉えて
 それを活かすべく努力し創意工夫するか

 どちらを選ぶかは自分の考え方次第です。



■これはお金のある無しだけではなく
 すべてに関して言えることです。



 生まれ持った才能や
 生まれ育った環境は
 人によって厳然とした差が存在します。


 そうした才能や環境の違いのため
 同じだけ努力をしても
 同じ結果が得られるとは限らない
 のが現実です。



■しかし
 その事実をどのように理解するか
 は全くの自由です。


 どのような環境にあろうと

 それをネガティブに捉えて責任転嫁するか

 ポジティブに捉えて活かしていくか

 は自分次第なのです。



 次号に続きます。



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心を豊かにするビジネス
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■ここで
 心を豊かにするビジネス
 の定義をしておきたいと思います。


 現時点では、心を豊かにするビジネスとは

 【想いのこもった商品やサービスによって
 人々に、心を豊かにすることの大切さに気付くヒントを与え
 幸福の感度を高めるビジネス】

 と定義します。



■人にとって
 大切なことはそれぞれ異なるため

 これが大切なはずだ

 という主観を押し付けても
 反発されるだけです。



 しかし
 大切なことが人それぞれ異なるといっても

 【全ては心のあり方次第であり
 心の豊かさこそが幸せをもたらす】

 という真理は共通するのでは
 と思います。



 この真理を疑う人もいるかも知れません。

 しかし合理的に考えれば
 この真理を反証することはできないはずです。



■心が貧しく
 人を信じることができず
 感謝する心を持たず
 何事にも感動できない人が

 どれだけお金を持っていたとしても
 深い幸せを感じることができるでしょうか。



 そのような心の状態では、

 むしろお金が増えるほど
 そのお金を奪われないように疑心暗鬼になり

 虚しさや寂しさが増すだけです。



■お金やモノを奪い合うのではなく
 心の豊かさを追求することで

 人は幸せになり
 世の中はより良くなっていきます。



■心の豊かさについて
 考えるきっかけを与える。


 きっかけの与え方は様々ですが

 その商品を使い
 そのサービスを利用することで

 心の豊かさの大切さに気付くことができる。


 そして
 素直に謙虚になり
 幸福の感度を高めることができる。


 そうしたビジネスを
 心を豊かにするビジネス
 と定義しておきたいと思います。


 次号に続きます。