No.075 比較と競争から自由になる
_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.075 満月号 _/_/_/
_/_/_/ 「心の豊かな社会を創る」ことをミッションとする
_/_/_/ メールマガジンです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2008.10.15 _/_/_/
┏━本日の内容━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■□ 比較と競争から自由になる
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■□ 比較と競争から自由になる
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■新刊『君を幸せにする会社』をご覧になった方
どうもありがとうございます。
改めて御礼申し上げます。
今回は、拙著にこめた主要なメッセージのひとつである
「比較と競争から自由になる」
について触れたいと思います。
■クマ太郎は感謝の大切さに気づきながらも
他社に負けたくない
さらにはビジネススクールの仲間に負けたくない
というプレッシャーから、感謝の心を忘れてしまいます。
しかし大切なのは
他者に勝つことではなく自分に克つことであることに気づき
真の幸せに近づいていきます。
■が、しかし、そのように書いておきながら、
私自身、比較と競争から自由になれていませんでした。
拙著の発売後2週間くらいのあいだは
毎朝、アマゾン順位を確認し
順位が下がると悲しい思いになってしまっていたのです。
でも改めてクマ太郎の立場にたってみて
アマゾンの順位に一喜一憂することの無意味さに
思い至りました。
順位に一喜一憂すると
出版させていただけた、拙著を読んでいただけた
ということに対する感謝の心を忘れてしまいます。
まさに宇宙の真理から離れ
幸福から遠ざかってしまうのです。
私自身が拙著で偉そうなことを言っておきながら
自分ができていないのではいけないと奮起し
アマゾンの順位を見ることを止めました。
■すると、当然のことながら
順位が下がって悲しい思いをすることがなくなり
気分が楽になります。
出版させていただけたという感謝の心も忘れずにすみ
心に余裕ができ、より生産的に、創造的に
仕事ができるようになっていきます。
何ともお恥ずかしい限りですが、
改めて、比較と競争から自由になることの大切さを
実感しました。
■改めて世の中を見渡すと
比較と競争を促進する仕組みが
様々な場所に埋め込まれていることに気づきます。
何でも順位付けし、その順位を殊更に強調し
また会社の中でも順位や評価を明確にして、競争を煽っています。
そのような仕組みに惑わされない強い意思を持つべく
努力することも大切ですが、
人は弱いので、順位を目の前に突きつけられて
平静でいるのはなかなか困難です。
したがって、そのような順位や評価をそもそも見ない
というのも、比較と競争から自由になるためには
必要かなと思います。
■と思っていたら、出版者様から
『君を幸せにする会社』の売行きが芳しくない
とのご報告を受けました。
比較や競争を意識しない方が幸せになれるとは言え
出版者様には色々とコストをかけていただいており、
また私自身、拙著の考え方が広がることで
みんなが幸せに働ける社会を創りたいという想いでいるため
やはり部数が伸びないのは悲しいことです。
しかしそのように悲しんでいると
また感謝の心を忘れそうになってしまいます。
本当に日々、人として成長するためのチャレンジを
与えていただいています。
■順位はもう意識しませんが
拙著をお読みいただくことできっと大切なことに気付いていただける
と信じていますので、私の想いに共感していただいた方は
是非とも周りの方々に拙著を薦めていただけると大変ありがたいです。
ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします!
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今回の真善美メールマガジンは以上です。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。