No.072 新しい社会
_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.072 新月号 _/_/_/
_/_/_/ 「心の豊かな社会を創る」ことをミッションとする
_/_/_/ メールマガジンです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2008.08.31 _/_/_/
┏━本日の内容━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■□1.新しい社会
■□2.9/12(金)『君を幸せにする会社』を出版します。
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■□1.新しい社会
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■今日は、社会論について書いてみたいと思います。
現代は数百年に一度という歴史的な転換期です。
多くの方が気づいているように、
現在の社会システムは限界に来ています。
サブプライム問題は原油高騰などは一事象に過ぎず
その根底には、騙し奪うことで短期的な利益を最大化させてきた
略奪型資本主義が限界に達したという本質的な問題があります。
ここで人々の考え方と社会システムを転換しない限り
人類の将来は危機的なものになるでしょう。
■ではどうすればいいのかというと、
新しい社会のコンセプトと
そのコンセプトに基づく社会システム
が必要になるのではと考えています。
その新しいコンセプトと社会システムについて
考えていきたいと思います。
■まず新しいコンセプトについてです。
今までの社会を貫くコンセプトは
個人主義、競争、経済発展、株主価値、国家主義
といったものです。
しかし新しい社会においては
「すべてはつながっている」
というコンセプトが重要になるのではと考えています。
すべてはつながっている、というコンセプトについては
過去の真善美メールマガジンでも記載しておりますので
ご覧いただければ幸いです。
http://d.hatena.ne.jp/sinzenbi/20080210
http://d.hatena.ne.jp/sinzenbi/20080217
http://d.hatena.ne.jp/sinzenbi/20080224
http://d.hatena.ne.jp/sinzenbi/20080302
http://d.hatena.ne.jp/sinzenbi/20080309
http://d.hatena.ne.jp/sinzenbi/20080316
http://d.hatena.ne.jp/sinzenbi/20080323
■お気づきのように、上記の従来型コンセプトは
「すべてはつながっている」というコンセプトと真逆にあります。
つながりを分断し、自分は他人とは違う、
自分さえ良ければいい、という考え方が
残念ながら現在の社会システムの基底にあります。
しかしそのような考え方では、社会は持続不可能になります。
それだけでなく、自分だけの幸せを追い求めても
人の本当の幸福に結びつきません。
人の本当の幸福は、つながりによって生まれます。
誰かに必要とされること、誰かに役立つこと。
誰かとは人だけでなく、周りを取り囲む環境すべてです。
つまり宇宙とのつながりを取り戻す必要があります。
■このような「すべてはつながっている」というコンセプトの元で
社会システム、政治や経済、外交、企業経営、科学、文化が
どのようになっていくのか。
来月上梓する新刊『君を幸せにする会社』は
新しいコンセプトの元での企業経営のあり方、経済のあり方
について一石を投じるものですが、
他の社会システムへの影響についても
考えていく必要があると感じています。
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■□2.9/12(金)『君を幸せにする会社』を出版します。
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9/12(金)に、日本実業出版社様から
新刊『君を幸せにする会社』を出版します。
私としては初の試みとなるストーリー形式の本です。
しかも主人公はクマ。名前はクマ太郎です。
経営者であるクマ太郎が、
初めのうちは目先の利益を追いかけて
どん底に落ちていくのですが、
ビジネスにおいて大切なことに気づくことで、経営を立て直し
自分も社員もお客様も幸せになっていくという物語です。
詳しくはまた改めてご報告させていただきますが、
出版に際し特設ブログをスタートしました。
→ http://ameblo.jp/amanoatsushi/
クマ太郎誕生秘話や本文で書けなかった思いなどを綴っていく予定です。
是非ご覧いただければ幸いです。
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今回の真善美メールマガジンは以上です。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。