_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.19 _/_/_/_/_/_/_/_/

_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.08.12 _/_/_/


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心を豊かにするためのヒント
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■ここ数回に渡って
 「与えること」
 の大切さについてご説明しました。


 与えることの大切さを理解するうえで
 或いは生きていくうえで大切な普遍の真理に

 【因果の法則】

 があります。


 因果の法則は

 【善いことをすれば善い報いがあり
 悪い事をすれば悪い報いがある】

 ということであり

 【現在に生じた何らかの結果は
 すべてその人の過去の行いや心のあり方が招いたもの】

 という真理です。



■自分の身に起きた事象は
 全て自分に原因があります。


 相手が自分を信じてくれないのは
 自分が相手を信じていないからです。


 まず自分が相手を信じれば
 相手もいずれ自分を信じてくれるようになります。


 誰も自分を支援してくれないのは
 自分が誰も支援してこなかったからです。


 まず自分が誰かを本気で支援すれば
 いずれ誰かが自分を支援してくれるときがきます。



■自分は運が悪い
 と言う人がいらっしゃいますが
 運は自分が招くものです。


 自分で道を切り拓こうとせず他人に責任転嫁し
 自分の利益ばかりを考えようとする人を
 誰も助けようとは思いません。


 運が悪い、という人は
 何か問題が起きたときに
 それを他人や環境のせいにし
 自分は何て不幸なんだ、と思うから
 運が悪いと感じるのです。


 運の良い人は
 何か問題が起きたとき
 それを自分の問題として捉え
 貴重な成長の機会として楽しみ
 周囲の助けを得て問題を克服できるから
 運が良いと感じるのです。



■自分が相手から奪おうとしている限り
 相手も自分から奪おうとします。


 まず与える、という発想を持てば
 相手から奪われないように疑心暗鬼になる必要もなく
 契約や罰則で必要以上に相手を縛る必要もなく
 遥かに効率的に物事が進みます。


 さらに、より本質的には
 まず与えるという発想を持つことで
 分かち合うことで得られる至上の幸福感を
 味わうことができます。


 自分自身がより深い幸福を得るためにも

 まず与えるという発想を持ち
 自分に何ができるかを考える

 その視点が大切だと思います。



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心を豊かにするビジネス
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■今回は

 有限会社ヒューマンスキルプラネット
 http://www.j-kyoiku.com/

 をご紹介します。


 同社は、

 【篭池哲哉さん】

 が設立された会社で

 企業に対する経営・人事教育コンサルティングを手掛けられるほか
 講演・研修のプロデュースや各種セミナーの企画運営を
 行っていらっしゃいます。



■篭池さんは
 真善美メールマガジンNo.012でご紹介した
 http://d.hatena.ne.jp/sinzenbi/20070624

 株式会社だーな
 http://www.da-na.jp/

 が発行する『貯徳時代』第二号の巻頭で
 福島正伸さんと対談された方です。


 貯徳時代の対談をお読み頂けるとお分かりのように
 篭池さんは人のご縁を非常に大切にされる方です。


 講演・研修のプロデュースでは
 延べ1,000名に及ぶ講師陣の中から
 各種テーマに最適な講師を推薦、派遣されていますが
 これも篭池さんのご人徳によるものでしょう。



■また、同社のホームページには
 いわゆる顧客獲得のための宣伝文句が
 ほとんどありません。


 それは、自ら営業しなくても
 口コミによる紹介だけで
 十分な案件を確保できているからです。


 本当に強い会社は
 営業活動をしなくても成り立ちます。


 自ら売り込まなくても
 既存のお客様が勝手に口コミで
 宣伝してくれるからです。


 それが可能なのは
 篭池さんが常にお客様の期待以上の成果を
 産み出してきたからであると言えます。



■何故そのような高いパフォーマンスを実現できたか
 についてお伺いしたところ

 「お客様に育ててもらった」

 とのお答えを頂きました。


 これは非常に大切な視点だと思います。


 全てのビジネスは
 お客様によって育てられます。


 厳しい要求によって
 より高品質な成果物が作られ

 お客様の期待に着実に応えることで
 そのお客様は、新たに別のお客様を呼び寄せます。


 この視点を忘れ、自分の力だという奢りを持った時点で
 自己の成長が止まり、お客様は離れていきます。



■またもうひとつ
 篭池さんが仰っていた言葉で印象的だったのは

 出会いや、身の回りに起きること
 すべてがメッセージである

 ということです。


 乗り越えられないような壁さえも
 メッセージになります。


 篭池さんは
 楽しみながら壁を克服することで
 コンサルティングや講演のネタになる
 と仰っています。


 この真善美メールマガジンでも

 全ては心のあり方次第であり
 感謝することで全てから学ぶことができる

 を基本思想としており
 篭池さんのお考えには大変共感しています。



■最後に、篭池さんの好きな言葉をご紹介します。


 人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
 しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に・・。

 縁は求めざるには生ぜず。

 内に求める心なくんば
 たとえその人の面前にありとも
 ついに縁は生ずるに到らずと知るべし。

 −森 信三−