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_/_/_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.15 _/_/_/_/_/_/_/_/
_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.07.15 _/_/_/
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心を豊かにするためのヒント
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■前回、前々回と
すべてに対して感謝する
ことの大切さについて説明しました。
これは、言い換えれば
【すべては善きことである】
という物の見方をするということです。
■日々生きていくなかで
嫌なことや辛いことには
何度となく直面します。
しかし
嫌なことや辛いことは
全て自分を成長させる貴重な機会です。
前にも述べたとおり
失敗は成長のための機会ですし、
とても乗り越えられないような困難は
それを克服することで
自分ならではのノウハウを身に付け
自分の付加価値を高めるための貴重な機会です。
人に何かひどいことを言われたとしても
そのことによって自分の未熟な点に
気付くことができます。
仮に全く根拠なく
ひどいことを言われたとしても
そうした人を反面教師にすることもできれば、
周囲の雑音に惑わされなくなるための
貴重な修行の機会と捉えることもできます。
或いは
何故そんな考え方をするようになったのだろう
と考えることで、
自分自身が様々な課題を克服するための
何らかのヒントを得ることができるかも知れません。
たとえ誰かに裏切られたとしても
それは自分自身に裏切られるだけの原因があり
そのことに気付き
自分がより成長していくための貴重な機会になります。
■大切なのは
事実がどうであるか、ではありません。
その事実をどう捉え
そこから何を学ぶことができるか
が大切なのです。
そのためにも
どのような事象に関しても
まず
「これは善きことである」
と考えてみることが大切です。
■辛い、悲しい、嫌だ
という感情が沸くのは、ごく当然のことです。
それを無理に抑えるのではなく
感情を素直に受け容れたうえで
でも
このことには何か意味があるのではないか
何かを学ぶための機会なのではないか
と考えてみるのです。
全ては善きことである
と考えてみることで
自然と、物事の本質的な意味や
そこから何を学ぶことができるか
という発想ができるようになります。
■『オーラの泉』などを見ていると
すべては神様がプログラミングしているのだから
世の中に意味の無いものなどない
という説明をされています。
そのように、神、或いは「大いなる力」について議論すると
拒否反応を示す方もいらっしゃるでしょう。
しかし問題は
大いなる力が存在するかどうか、ではなく
すべての物事に意味があると考えられるかどうか
すべての物事から学ぼうとすることができるかどうか
にあるのです。
■生きていくうえでは
様々な障害や悲しい出来事が多く存在します。
より良く生きようとすればするほど
そうした障害が襲ってきます。
そのとき
自分の不幸を嘆き
他人や環境のせいにし
心を陰鬱な感情で支配し
周囲の大切な人たちを傷つけてしまうのは
大変愚かしいことです。
どんなことがあっても
生かされていることに感謝し
全てを自分の問題として捉え
前向きで生産的な感情を保ち
周囲の人たちの幸せのためにできることをする
そうした生き方をする方が
自分自身にとっても遥かに幸せなはずです。
■「全ては善きことである」
と考えるのは、確かに簡単なことではありません。
記憶の中に
世の中の不条理が数多く刻まれてしまっているため
心のどこかで、全てが善きことであるはずがない
と考えてしまうからです。
しかし
「全ては善きことである」
という定理が、正しいかどうかが問題ではありません。
「全ては善きことである」
という物の見方をすることで
全てに感謝し
全てから学ぶことができるようになり
より良く生きることができるようになるのです。
■人が生きる目的は、幸せになることです。
自分の心のあり方次第で
全てに感謝し、全てから学び、
人として成長することができます。
そのためにも
全ては善きことである
という物の見方をすることは大変有効です。
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心を豊かにするビジネス
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■今回は
株式会社ビジネスバンク
http://www.bbank.jp/
をご紹介します。
■同社は、
『戦わない経営』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761264330
を出版された
【浜口隆則さん】
が創業された会社です
『戦わない経営』もお薦めです!
経営というと
いかに競争相手に勝つか
ばかりが注目されますが、
大事なのは勝つことではなく
世の中の役に立ち
その結果として収益を得ることです。
そのためのヒントが詰まっています。
是非ご一読ください。
■同社は
【日本の開業率を10%にする】
ことを目標として
創業間もない起業家に対して
オフィスをレンタルするというビジネスを軸に
様々な創業支援ビジネスを展開しています。
同社が創業されたのは1997年
ITバブルが生まれつつある頃ですが
当時はまだベンチャーという概念も一般的でなく
起業家が最初に直面する問題は
オフィスでした。
起業家にとって最も大切なことは
如何に世の中に価値あるものを生み出すか
について考え行動することであるにも関わらず
オフィスの借りるために
多額の敷金・礼金や労力が
費やされてしまっていました。
そうした状況に問題意識を持った浜口さんが
レンタルオフィスという新しい業態を
開拓していったのです。
現在では、14箇所400室以上のオフィスを提供する
体制を整えられ、
またオフィスのレンタルだけでなく
ビジネスを成長していく上で必要なサービスも
提供されています。
■現在同社では
起業の成功率を高めることを
目標としています。
オフィスの問題が解決しても
それだけでベンチャー企業が上手く行く
わけでは当然ありません。
未経験の分野を切り拓く起業家を
見守り、ときに必要なアドバイスをする
存在が必要です。
米国では、起業経験者が
事業で得た資金を元にベンチャーキャピタルを作り
新しい起業家を育てるカルチャーが根付いています。
しかし日本のベンチャーキャピタルは
多くが金融機関の子会社で
起業経験も専門知識も無い人間が
数字だけを見て投資の可否を判断しているのが
現状です。
そうした中で
自ら成功したベンチャー企業であり
また数多くの企業家を間近で見てきた
ビジネスバンクが
この分野を手掛けるのは
大変意義深いことだと思います。
■同社のもう一つ素晴らしい点は
IPO(株式公開)を目的としていない
ということです。
実は同社も、創業当初は
他のベンチャー企業と同様に
IPOを目的としていました。
しかし
同社のビジネスモデルが
オフィススペースをオーナーからリースする
形式に転換したことで
必ずしも多額の資金を必要としなくなったのです。
■IPOにより、世界中の投資家から
資金を集めることができる
というのは大変な利点であり
IPOをしたからこそ
よりリスクを取った積極的な投資が可能になる
というケースも当然多く存在します。
しかし同時に
IPOは様々な弊害をもたらします。
敵対的買収のリスクや
膨大な文書作成や管理コストだけでなく
多くの経営者が、莫大な資金を手にすることで
人格が変わってしまったり、
一緒に働いてきた仲間を体制整備のため切り捨てたり
という例は、枚挙に暇がありません。
■IPOをしないという結論は
相当な勇気が必要です。
そうした判断ができるのは
ビジネスとは何か
幸せとは何か
という本質的な問題に対して
浜口さんや専務取締役の阪東さんをはじめ
ビジネスバンクの社員の皆さんが
共有しているからでしょう。
同社は
大切にする信条は何か
を真剣に議論し
その結果を
21項目のクレドとしてまとめています。
そうした本質的な問いかけをし
かつそれを共有しているからこそ
目先の利益に捉われることなく
経営者、社員、顧客、社会全体の幸せを
実現することができるのだと思います。
同社のホームページは
熱い思いが詰まっていて
大変勉強になります。
http://www.bbank.jp/
是非ご覧下さい。