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_/_/_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.10 _/_/_/_/_/_/_/_/
_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007.06.10 _/_/_/
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心を豊かにするためのヒント
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■前回
【感謝することの大切さ】
について説明しました。
普段の生活では
つい忘れてしまいがちですが
冷静に合理的に考えると
この世の中には
感謝すべきものが溢れている
という事実に気付きます。
■以下は『もし世界が100人の村だったら』からの転載です。
もしあなたが今朝目が覚めた時
病気でなく健康だなと感じることが出来たなら…
あなたは今週生き残る事のできないであろう
100万人の人たちより 恵まれています
もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩
あるいは飢えの悲痛を 一度も経験したことがないのなら…
あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています
もしあなたがしつこく苦しめられることや逮捕拷問
または死の恐怖を感じることなしに
教会のミサに行くことが出来るなら…
あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています
もし冷蔵庫に食料があり着る服があり
頭の上に屋根があり寝る場所があるなら…
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています
もし銀行に預金がありお財布にお金があり
家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら…
あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です
もしあなたの両親がともに健在で そして二人がまだ一緒なら…
それはとても稀れなことです
(転載終わり)
■食べるものがある
着る服がある
寝る場所がある
というのは
決して当たり前のことではありません。
生命の危険を感じることなく
日々過ごすことができるということも
長い戦争の歴史や
今なお戦災に苦しむ国・地域を思えば
極めて稀で恵まれている
ということが分かります。
■そのように考えれば
平和に生きていられるという事実自体
本当に感謝すべきことであることに気付きます。
そのことに気付けば
毎日食事をする度に
服を着る度に
更には日常の些細なことにも
感謝の念が生じ
幸福を感じることができます。
合理的に考えても
日々幸せを感じながら
生きていくことができれば
そんな恵まれたことはありません。
■綺麗ごとのように感じる方も
いらっしゃるでしょう。
しかし
そうした感謝の念を持たずに
幸福感を得るために多額のお金を使い
それでも本当の幸福を得られないのと
全てに感謝し
殆どお金を使うこともなく
お金を人と奪い合うこともなく
深い幸福感を得られるのと
どちらが合理的な判断でしょうか。
これは綺麗ごとではありません。
極めて合理的なロジックなのです。
次号に続きます。
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心を豊かにするビジネス
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■前回、前々回と、心を豊かにするビジネスとは
【想いのこもった商品やサービスによって
人々に、心を豊かにすることの大切さに気付くヒントを与え
幸福の感度を高めるビジネス】
であり、その範囲は意外と広いという点について述べました。
■それでは、心を豊かにするビジネスには
具体的にどのような業種が当てはまるでしょうか。
結論から申し上げると、
具体的にこの業種である
と答えることはできません。
■例えば、外食産業を例にとってみましょう。
同じレストランという業態であっても
単に食事を提供するだけ、というビジネスもあれば
食事をお客様の大切な時間と位置づけ
良質の素材を丁寧に調理し
ホスピタリティに満ちたサービスを提供する
というビジネスもあります。
これは
安いレストランか高級レストランか、という
値段の違いでは決してありません。
安くても、丁寧に作られた料理を提供し
シンプルながらも心温まる時間を過ごせる
レストランもあれば、
逆に高級レストランであっても
格好つけて客をぞんざいに扱い
高級食材が全く活かされていない
レストランも存在します。
■つまり、心を豊かにするビジネスとは
業態で定義できるものではなく
むしろどのような業態であっても
心を豊かにするビジネスにもなれば
そうでないビジネスにもなり得る
ということです。
■職に貴賎なし
と言いますが
まさに職種による違いがあるのではなく
その職に携わる人の心のあり方によって
心を豊かにするビジネスであるかどうか
が決まるのです。
次号に続きます。