_/_/_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.10 _/_/_/_/_/_/_/_/

_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。

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心を豊かにするためのヒント
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■前回

 【感謝することの大切さ】

 について説明しました。



 普段の生活では
 つい忘れてしまいがちですが

 冷静に合理的に考えると
 この世の中には
 感謝すべきものが溢れている
 という事実に気付きます。



■以下は『もし世界が100人の村だったら』からの転載です。


 もしあなたが今朝目が覚めた時
 病気でなく健康だなと感じることが出来たなら…
 あなたは今週生き残る事のできないであろう
 100万人の人たちより 恵まれています


 もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩
 あるいは飢えの悲痛を 一度も経験したことがないのなら…
 あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています


 もしあなたがしつこく苦しめられることや逮捕拷問
 または死の恐怖を感じることなしに
 教会のミサに行くことが出来るなら…
 あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています


 もし冷蔵庫に食料があり着る服があり
 頭の上に屋根があり寝る場所があるなら…
 あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています


 もし銀行に預金がありお財布にお金があり
 家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら…
 あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です


 もしあなたの両親がともに健在で そして二人がまだ一緒なら…
 それはとても稀れなことです


 (転載終わり)



■食べるものがある
 着る服がある
 寝る場所がある

 というのは
 決して当たり前のことではありません。


 生命の危険を感じることなく
 日々過ごすことができるということも

 長い戦争の歴史や
 今なお戦災に苦しむ国・地域を思えば
 極めて稀で恵まれている
 ということが分かります。



■そのように考えれば
 平和に生きていられるという事実自体
 本当に感謝すべきことであることに気付きます。


 そのことに気付けば
 毎日食事をする度に
 服を着る度に
 更には日常の些細なことにも

 感謝の念が生じ
 幸福を感じることができます。


 合理的に考えても
 日々幸せを感じながら
 生きていくことができれば
 そんな恵まれたことはありません。



■綺麗ごとのように感じる方も
 いらっしゃるでしょう。


 しかし
 そうした感謝の念を持たずに
 幸福感を得るために多額のお金を使い
 それでも本当の幸福を得られないのと

 全てに感謝し
 殆どお金を使うこともなく
 お金を人と奪い合うこともなく
 深い幸福感を得られるのと

 どちらが合理的な判断でしょうか。


 これは綺麗ごとではありません。
 極めて合理的なロジックなのです。



 次号に続きます。



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心を豊かにするビジネス
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■前回、前々回と、心を豊かにするビジネスとは

 【想いのこもった商品やサービスによって
 人々に、心を豊かにすることの大切さに気付くヒントを与え
 幸福の感度を高めるビジネス】

 であり、その範囲は意外と広いという点について述べました。



■それでは、心を豊かにするビジネスには
 具体的にどのような業種が当てはまるでしょうか。


 結論から申し上げると、
 具体的にこの業種である
 と答えることはできません。



■例えば、外食産業を例にとってみましょう。


 同じレストランという業態であっても
 単に食事を提供するだけ、というビジネスもあれば

 食事をお客様の大切な時間と位置づけ
 良質の素材を丁寧に調理し
 ホスピタリティに満ちたサービスを提供する
 というビジネスもあります。


 これは
 安いレストランか高級レストランか、という
 値段の違いでは決してありません。


 安くても、丁寧に作られた料理を提供し
 シンプルながらも心温まる時間を過ごせる
 レストランもあれば、

 逆に高級レストランであっても
 格好つけて客をぞんざいに扱い
 高級食材が全く活かされていない
 レストランも存在します。



■つまり、心を豊かにするビジネスとは
 業態で定義できるものではなく

 むしろどのような業態であっても
 心を豊かにするビジネスにもなれば
 そうでないビジネスにもなり得る

 ということです。



■職に貴賎なし
 と言いますが

 まさに職種による違いがあるのではなく

 その職に携わる人の心のあり方によって
 心を豊かにするビジネスであるかどうか
 が決まるのです。



 次号に続きます。