No.060 自分にとって本当に大切なことは何かを見つめる
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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2008.05.25 _/_/_/
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自分にとって本当に大切なことは何かを感じる
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■前々回にもお伝えしたように
宇宙は愛からできていて、私たち自身も愛からできています。
人間の本性は愛であり、人々が愛をもって生きれば
戦争や環境破壊などの問題は解決可能です。
しかし現実には、多くの人たちが
愛という本性が抑え込まれた状態で生きています。
特にビジネスの世界に生きる人にとっては
日々の収益のプレッシャーによって
愛を感じる余裕が無い方も多いと思います。
■それではどうすれば人は愛という本性に沿って
生きることができるのでしょうか。
そのためには、まず自分を見つめることが大切だと思います。
自分にとって本当に大切なことは何かを見つめることです。
自分にとって本当に大切なことを
はっきりと理解している人は多くありません。
本当に大切なことを犠牲にして
世間一般で良いと思われていることの実現を
目指している人たちが大変多いのが現状です。
■たとえば、卑近な例でいえば、お金持ちになることなどが典型です。
世間一般では、お金持ちになることは良いことと思われています。
そして多くの人たちが、必死になって努力し、他人を蹴落とし、
家族を犠牲にし、自分の健康を害し、地球環境を破壊してまで
お金を儲けようとします。
その結果お金持ちになったとしても
周りにはお金を目当てに集まってくる人ばかりになり
本当に信頼できる人は誰もいなくなり
お金を失うことを恐れてさらにお金を求めるようになり
愛とはかけはなれた、真の幸福とはほど遠い人生を送ることになります。
■そうなってしまう原因は
自分にとって本当に大切なことが何かを見失い
世間一般で良いとされるお金持ちになることを優先したことにあります。
自分にとって本当に大切なことが分かっていれば
それを犠牲にしてまで金儲けしようなどとは思わないはずです。
これは何も金儲けが悪いという意味ではありません。
繰り返し述べているように、まず自らが幸せになり
その幸福感をあふれ出るままに周囲に分け与えた結果として
適正な利益を頂戴する経済行為は素晴らしいものです。
しかしそれを実現するためには
まず自分にとって大切なことを見極める必要があります。
それをせずに表面的に金儲けだけを目指そうとすると
利益はますます遠ざかり、無理に利益を得ようとして幸福を失ってしまいます。
■これは何も金儲けだけに限りません。
いい大学に入ることや、会社で出世すること、高級車や別荘を持つことなど
世間一般で良いとされていることが、本当に自分にとって大切なことなのか
自分に問いかけてみることが大切です。
次回に続きます。