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_/_/_/_/_/ 真善美メールマガジン No.051 _/_/_/_/_/_/_/_/
_/_/_/ 心を豊かにするためのヒントと
_/_/_/ 心を豊かにするビジネスとその成功要因について
_/_/_/ ご紹介するメールマガジンです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2008.03.23 _/_/_/
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心を豊かにするヒント
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■ここ数回にわたって、
自然との一体化、宇宙との繋がり
について書かせていただいています。
この宇宙との繋がりは
単に哲学的なテーマというだけでなく
ビジネスを成功に導き
より豊かな人生を送るために
必要なテーマでもあります。
■偉大なる科学者である
アルベルト・アインシュタインも
宇宙との繋がりについて以下のように述べています。
「一人の人間は、我々が『宇宙』と呼ぶ全体の一部、
時間的、空間的に制限されている一つの部分である。
人間は、自分の思考や感情を、
他の部分からは独立したものとして経験するが、
これは一種の錯覚、すなわち人間の意識が
視覚によって騙されているのである。
この錯覚のせいで、我々は自分の個人的な決断や、
最も身近な数人の人間への愛情にとらわれている。
その意味で、我々にはこの錯覚が一種の枷となっている。」
■つまり、
私たちが自然や宇宙と分断された存在である
という感覚は、視覚によってだまされたものにすぎない
ということです。
視覚、すなわち眼で見える世界は
たしかに私たち人間と自然や宇宙は
別物のように見えます。
私たちの手も脚も、物理的には
自然や宇宙とはつながっていません。
しかしアインシュタインの言葉を借りれば
それは錯覚にすぎないのです。
実際にはつながっているにも関わらず
目で見える世界ではつながっていないために
その視覚を信じ込んでしまっている
ということです。
■それでは、このつながりを認識するには
どうすればいいのでしょうか。
これは、言葉で説明を受けて理解するのは
なかなか難しいことです。
なぜなら、言葉で説明しようとしている時点で
それは既に、つながりを分断するプロセスに
足を踏み入れているからです。
言葉による言語化は、
物事に境界を引くことに他なりません。
あるものに対して特定の名前を付けることは
別のものと区別することです。
リンゴにリンゴという名前を付けるのは
リンゴを他の果物や他のあらゆるものと区別し
境界線を引く作業です。
■言葉で説明したり、
言葉で理解することが難しいからこそ
真理に到達しようとする人たちは
瞑想という手段を用います。
瞑想によって、言葉で理解するのではなく
全体で感じるのです。
実際、瞑想をしていると
宇宙とのつながりを体感することができます。
こうした体感がなければ
宇宙とつながっていると言葉で説明されても
なかなか受け容れられないでしょう。
■言葉によるのではない
体験を通じた理解が必要です。
そのようにして自然との一体化や
宇宙とのつながりを感じることで、
ビジネスを成功させ
人生を豊かに生きることができるようになります。
この点については、今後説明していきます。
次回に続きます。